2024.5.19桃華の会 二人椀久&時雨西行
みなさま、こんばんは🌇
名古屋市&東郷町、横浜元町で、長唄、三味線教室を開いています、杵屋勝千華です。
さあ、日曜日の、桃華の会まで、あともう少し。
二人椀久
遊女松山恋しさに狂乱した椀屋久兵衛が、松山の幻影と在りし日を思い浮かべて楽しく舞い踊る、恋に生き恋に
狂った男が見る夢の世界が描かれています。椀久は裕福な商人でしたが、遊女松山に入れあげ、あまりの放蕩ぶりから座敷牢に押し込まれ、、
狂った男が見る夢の世界が描かれています。椀久は裕福な商人でしたが、遊女松山に入れあげ、あまりの放蕩ぶりから座敷牢に押し込まれ、、
。椀久は、江戸時代大坂に実在した豪商がモデルとなっています。
舞踊会、長唄会、どちらでもよく演奏される曲です。唄も三味線も聴かせ処が多く、たまという合い方部分が軽快に楽しめます。
時雨西行
西行法師は、元は鳥羽上皇に仕えた北面の武士でしたが、23歳の時の世をはかなみ、出家し諸国行脚の旅に出
ます。ある時雨が降ってきて、一夜の宿を乞い、主の遊女と酒を酌み交わす。実はその遊女が普賢菩薩であった という筋であります。2世杵屋勝三郎作曲です。
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